読書感想

「派遣社員あすみの家計簿」青木祐子さん作品の【正常な空気感】

「派遣社員あすみの家計簿」

 

本を買う必要があったので、久々に単行本コーナーをうろうろ。

数冊選んだ中で読み終わった1冊をご紹介。

休日だったのもあり1~2日で読み終えました。

結論からいうとめちゃ面白かった。

お金の話、生活の話、楽しいですね。

 

「これは経費で落ちません」の青木祐子さんの最新シリーズ

電卓をたたく女性の指jarmoluk / Pixabay

『「これは経費で落ちません」の青木祐子さんの最新作シリーズ』と書いてあったのです。

私は青木祐子さんの「これは経費で落ちません」シリーズが好きなのです。

読み終わってしまうのが惜しくて、まだ2冊目くらいをよちよち読んでいます。

(数か月に数ページ読み進める亀速度)

(殆ど読むというより、作品の空気を楽しむという感じに近い。)

 

 

「派遣社員あすみの家計簿」を読んだ感想

「金欠アラサー女子の節約サバイバル小説」

読書ThoughtCatalog / Pixabay

 

「金欠アラサー女子の節約サバイバル小説」と書いてあったのですが、もうそのキャッチコピーが興味を惹きます。

同じくアラサー・・といっても、本の中の主人公は28歳。

当方30代アラサーからすると、28歳はアラサーというより20代女子とくくりたくなる。(どうでもいい)

 

しかし「金欠アラサー女子」と書いてあって、「節約サバイバル」でまた

なに?

と興味を惹いたのだから、キャッチコピー考えた人、うまいよな。

いいなぁ。

昔こういう(キャッチコピー考えたりする)仕事、憧れてたなぁと(またどうでもいいことを思い出す。)

 

自分の「生き方」のヒントになる

電球harishs / Pixabay

 

「自分の人生をどうやって生きていったらいいか」って誰も教えてくれませんよね。

他人から教えてもらうことといえば、要所要所の「ああしなさい」「こうしなさい」だったりする。

「ああしなさい」「こうしなさい」のミソはその通りに生きた場合、「その人生の責任は誰がとるのか」だと思うんだけど。

大抵そういう口を出してくる無責任な人って、何か問題があった時に土壇場で投げ出すんですよね。

ええところは自分の手柄でね。

(※口だしてる本人は「相手のためを思って言ってる」とか無責任なつもりがないのが怖いところ。あなたのためを思っては気を付けないと危険なんだよなぁ)

他人って本当に、(家族でも)あてにならない。

自分の人生を本当に真剣に考えれるのは自分だけですよ。

もしも、相手が本当にその人自身の人生を大切に思ってくれる人だったら、その人の人生の決断・大事な部分は本人にさせますよ。

相手のためを思ってしてあげれることって、いいとこ情報や事実を与えるくらいだと私は思うんですけど。

本人がどうするかは本人に任せて。

主人公の一番の友達がまさにそういう本当に友達のことを思ってくれていて、「必要以上に助けは出さないけどいざというところできちんと一時的に支える」神のような存在。

青木祐子さんの本を読むたびに思うけれど、作品に流れる空気感が正常で心地よいです。

 

人生の基本を教えてくれる

畑仕事する人Peggy_Marco / Pixabay

 

小説を読みながら、自然と「生活」が身に付くのがこの青木祐子さんの作品のいいところだと思う。

人って他人から何かを教えられると、結構

ウザッ

って思いがちだけど、自分から進んで本を開いて、

自分と関係ない人が綴っていく物語なら客観的になれて、自分の心が乱されることなく、落ち着いて読める。

そして、

へぇ、こんなこともあるんだ。知らなかった。

これいいな、参考にしよう♪

なんて素直に気軽に学ぶことができる。のが読書のいいところ♡

 

おわりに

内容については細かく触れませんが、読み終えた充足感はこの作品ならでは。

家計の話が家庭でされないおうちだったりすると、知って学ぶ機会もないですが、そういうのをさりげなく知れる、そして「働くということ」も知れる青木祐子さんの作品です。