紙の月

【紙の月】「最も美しい横領犯。」キャッチコピーに隠された真実

髪をかきあげる女性

映画「紙の月」のキャッチコピー、「最も美しい横領犯。」を示すポイント2点

劇中の

  1. 同性からの「綺麗」の一言
  2. 優等生だった主人公が、父親の財布から盗んでした5万円の募金活動

です

横領の動機となった顧客の孫・光太との出会い

実際にあった、若い男絡みで横領してしまう事件の複数の事例

若い男絡みで起こしてしまう事件に特有の「真面目で働き者」な女性たち

光太
光太
最初に会った時、いいなと思ったんだ

主人公はこの一言が始まりで、職場(銀行)のお金を使いこむようになりました

映像により浮き彫りになった”欲望”

↑ちょっと、大人なシーンは飛ばしてありますので、フルで見たい方は
YouTubeでみてください^o^

「紙の月」の映画、私は

宮沢りえのあまりの美しさに思わず2回観ました

(興奮のあまり呼び捨て)

 

映画版の「紙の月」、最初は私「反対派」だったんですけれど(笑)

文庫と全然ちがうわ!

失敗やん!

って思っていたんですけど、数か月経って

いや、ちょっと待てよ?

記憶に残ってる「あのシーン」

あれって物語の重要なシーンなんじゃない?

映画の”時間の枠”で作品をまとめようとしたら
あの作りは間違いじゃなくて、正解じゃない?

「これが正解だ」と思ってた私の方が、間違っていたんじゃない?

キャッチコピーを読み解くヒント

ポイント①同性からの「綺麗」の言葉

数か月経っても私の耳に残ってます

 

主人公が大学生の彼と街を歩いていて、彼の女友達とばったり会ってしまったシーンで、2人連れの女友達の片方が主役の宮沢りえをみて一言

「綺麗」

って褒めるんですよね

これをどこかの感想で「若者からのディスり」みたいなことを言ってる人が
いたけれど、そうは思わなかったけどな(←もしや私が解ってないだけか?)

 

純粋にこのときの宮沢りえは綺麗でしたよ

そりゃぁ言ってきた若い子と同じ「若さ」をもっていないのは当たり前だけど
綺麗ってさ、年齢を超えるよね?

 

「綺麗」・・・これほどのパンチはないんです

女性の美に対する欲望の深さはすごいのです

多分同性でも、想像もつかない方もいるかもしれません
が、美を意識した女性の欲望の深さは、本当に半端ないものなんです

美は彼女にとって自分を認め、受け入れてもらえる前提条件みたいなもの

(自信がないともいえるけどね)

 

美は悪いことではないし、美しいのは気持ち的にもいい

ただ、過度に行き過ぎてしまうのは、そこには彼女が根底に抱えているものがある

ポイント②父親の財布から盗んでした募金活動

普通に考えて

普通に考えたら、この「優等生が父親の財布から5万円盗んで募金」って

そんなもん優等生ちゃうわ

って感じやと思うんですが

いや、私もそう思う・・・

 

ここで「感覚がおかしい」っていうのが訂正されなかったのが悲劇のはじまり

本人は「正しい行い」だと思ってたんだよ
今回の横領も

これ以上はいえない

 

この②点に着目しながら映画をみていたら、主人公が光太と初めて関係をもったときに

え、展開はやすぎない?
恋に落ちた件がちょっと雑じゃない?

とか、私と同じ疑問を持って観てた人はモヤモヤが解決する

あ~、主人公はそういう思いだったのね

 

続きはこちらで確認

 

 

終わりに

月と雲のイラストBellinon / Pixabay

余談:「紙の月」はペーパームーンの和訳

ちなみに「紙の月」は「ペーパームーン」の和訳だそうです

「偽物」みたいな意味

主人公が月に手を伸ばしながら

本物にみえて、本物じゃない

始めから全部偽物

と呟くシーンがあるんですが、「始めから」って一体何を指してるんでしょうね・・・

光太と出会った時から?

父親の財布からお金を盗んで募金活動していたときから?

 

ちなみに文庫もあります♡